マンマパスタ 本厚木店★Y・Kさん
高1の夏から働き始めて、3年ちょっとです。初めてのバイトだったんですけど、入ったら私以外は皆さん大学生以上で。しばらくは話せなくておどおどしてました(笑)。仕事も、ただお料理を運ぶイメージだったのが、お客様が食べやすいように置く、とか、良いタイミングで出すとか深くて。凄い先輩たちだなって驚きました。この仕事はコミュニケーションで成り立っている部分が大きいと思います。私がミスしたら先輩がフォローしてくれて「大丈夫だよ」ってひと言で救われて。だから新人の頃は「お客様のため」より、支えてくれる先輩たちのために頑張りたいという気持ちが強かったですね。
部活の代わりにバイトを始めたのに、結局部活にも憧れて(笑)。フットサル部に入りました。1年生の時はゆるい部だったんですけど、私たちの代になる2年の時に先生が変わって、一から教え直してくれたんです。そうしたらできるようになって、そのうちに「優勝したい」って盛り上がってきて。1年生の時は大会で最下位だったんですけど、最後には優勝しちゃいました(笑)。凄くないですか?バイト先にはシフトで迷惑かけちゃったんですけどね。
接客って「お客様を楽しませること」だって思ってます。これ、バイトの面接のときにも答えたんです(笑)。だから、何があっても「笑顔」が信念です。ミスしたり忙しくなると難しくなるけれど、そういう時こそ意識して笑っています。1年前、先輩たちが就活でお店を離れることになって、これからは私がこのお店を支える側になるんだって実感した時、プレッシャーからスランプになって。その時、ひとりの先輩が言ってくれたんです。「あなたには、“笑顔 ”っていう私たちにはなかった武器がある。そのままで戦えるんだから私たちになろうとしなくていい」って。すごく楽になりました。それに笑顔でいると本当に楽しくなるんですよ。今は、新人を育てることで改めて「接客」を教わることも多くて「まだまだやれることがある!」ってわくわくしています。
2015年11月29日取材