テキサスキングステーキ
イオンモール北戸田店★K・Tさん
北戸田店にオープニングスタッフで入社して11月で丸3年になります。それまでは13年ほど歯科助手をしていて、結婚を機に家から近いコンビニでパートを始めました。仕事先を変えようかと思った時にイオンモールのオープンがあり、お肉が大好きだったのでテキサスを選びました。料理のレパートリーも増えそうでしたし。実際、働き始めてから自宅でステーキを出したら、旦那に「切り方が外食っぽいじゃん」って褒められました(笑)。ソースのレシピも覚えたのでバリエーション豊かになりましたね。
開店したころは、混んで忙しい中でイチから工程を覚えるのに必死で毎日汗だくでした。最初は田中マネジャーがみっちりシフトに入っていたので分からないことを聞きつつ、マネジャーが抜けるまでの1~2ヵ月で頑張って業務を叩き込みました。その時に教わったのが「仕事がキツくてつらくても楽しいこともあるから、笑顔で楽しく働く」ことと「スピードかつクオリティは重要」だということです。私の指針にもなったこのふたつは、今も新人教育の場で必ず伝えていますよ。
堀江店長が来るまでは責任者として入る日が多かったので教育は主に私の担当でした。一番気を遣うのがクレームの防止なのですが、デシャップが気転が利く子であれば防げることが多いと思うんです。商品に不備があれば調理担当に言えるし、お客様の窓口でもあるし。新しく入る子がどのポジションに向くのか、特性を見る意味でも私から歩み寄ります。例えば、アニメ好きの子だったらそのアニメを家で観て感想を伝えたり。一緒に入った時は「今つらい?」「どう思ってる?」とか声を掛けたり。職場ではお母さんって呼ばれてるんですが(笑)、オープンから一緒に働いていて卒業した女の子と、私が育てた男の子が初任給でプレゼントをくれたんです。ふたりとも偶然ボールペンだったんですけど、あの時は嬉しくて泣きそうになりました。人の成長が一番嬉しいですね。仕事の一番のやりがいだと思います。
2016年7月6日取材