マンマパスタ 六会店★A・Fさん&A・Kさん
F(写真右)私は6年前、大学1年生の時に入社しました。六会店が初めてのアルバイトです。大学の先輩がここで働いていて紹介してもらったのがきっかけです。
K(写真左)私は高校3年生の4月に入ったので3年目になります。六会店には何度か食べにきていて、いつかここで働きたいと思っていました。面接で一度落ちてしまったんですがどうしても働きたくて、再度トライして採用されました。
KFさんはこのルックスなので近寄り難かったです。話しかけると親しみやすい人だって分かるんですけど、1年半くらいは踏み込めなかったです(笑)。
FKさんが入社した頃は注意することが多かったです。新人なのに持ち前の愛嬌でお客様と話し込んじゃうんですよ。それで「また油売って!」って(笑)。
KFさんは怖かったです。
F誰にでもズバズバ言っちゃうタイプなんです。Kさんは皆から話しかけられやすいタイプで、お客様ともスタッフともすぐに仲良くなるんですよ。最初は、自分よりできた後輩が来たことを認めたくない気持ちが強かったです。私より好かれるし、気が利くし。
Kいやいや、Fさんは越せないですよ。どんな仕事も先回りしてこなすし、テーブル毎に料理を出すスピードとか順番をお客様を見ながら変えるんですよ。しかも、それをひとりで管理するんです。本当に凄い人なんですよ。最初は私、ギラつきすぎてマネジャーに「Fさんには絶対負けたくないと思ってるんで!」って相談してたんですけど、無理だよって言われました(笑)。
F板橋マネジャーは鋭いからね。誰かと競うんじゃなくて、Kさんの良いところを伸ばしてねってことだね。
Kマンマパスタで働いているとアルバイトという気がしないですよね。
F入社した頃から店長が「普通のファミレスにはしたくない」って言ってたからね。よし、ファミレスとは違う接客をしてやるぞ!というところからスタートしているから、いわゆる「どうせバイトだし」って思ったことはないよね。
Kこの店の一員なんだ!っていう自覚がありますよね。当時の先輩たちを見て育ったので、私もお客様ひとりひとりに合わせた接客がしたい、っていう想いが入った当初からあります。
F今は私がバイトで一番長いんですけど、私が入った当時よりは怖さと言うか、緊張感が薄れてきている気がして…。
K接客に対するモチベーションがもっと高いと良いと思うんですよ。せっかく雰囲気あるお店だから。
F教育する側に立ったとはいえ、同じアルバイトの立場からアルバイトを育てるのって難しいです。相手の性格もあるし、強制したくないんだよね。
Kそうですよね。ただ緊張感が薄れちゃうと、常連さんが多いですし皆さんお店の雰囲気には敏感だと思うんです。
F私たちがお客様を迎えて楽しく働く姿を見て、「ああなりたい!」って付いて来てくれる子が増えたら嬉しいよね。
K働いてる時って割と体力が無限ですよね。疲れたー!ってなるけど。ホールは、スポーツのチーム戦みたいに忙しい時間帯は皆で連携しながら回していく。その楽しさを知って欲しいですね。
F新人の頃は淡々と接客してました。ある時、パートさんに余裕が出てきたならお客様と会話したら?って言われて。女性4人ならパスタの取り分けを提案したり、お子様がいるなら唐辛子抜きを提案したり、そのパートさんからアドバイスいただく内に見る目を養いました。
K私はFさんを見て盗みました。マンマはお店で料理を作るから、辛さを抜いたり海老だけ抜いたりアレンジできるじゃないですか。メニューにないものも材料があればキッチンが対応してくれる。お客様は喜んでくださるし、やりがいを感じますよね。
Fでも新人の頃って、洗濯とかゴミ捨てとかの上がり作業ばっかりで、辞めたくなったことがあります(笑)。接客がしたいのに作業の繰り返しばかりで辛くて。ちょうど1年経った頃に後輩が入ってきて、上がり作業の回数が減ってきました。
K私はトレーニングの頃、12時から15時までずっとパンを温めてお替わりを見て回っての繰り返しで、その頃が一番辛かったです(笑)。
F基礎を覚えるまでが辛いけど、そこを乗り越えると面白くなってくるよね。最初にあれだけ教えてもらえたからこそ、今、応用できるだけの実力がついたんだと思います。
F六会店はホールの社員さんが店長ひとりだから、アルバイトの上の層がこれからもっと大事になってくると思う。接客に関しては、Kさんに任せておいたら大丈夫だと思ってます。その接客力を上手く下の代に伝えていって欲しいですね。皆がマンマを好きなのが一番、理想だよね。
Kそうですね。私からはひと言です。そのまま素敵な人でいてください!(笑)
2016年9月15日取材