ジーザとローザ座間店★S・Gさん
大学進学を機に、生まれ育った長野県から神奈川県に出てきました。一度関東に住んでみたくて、指定校推薦枠のあった今の大学に決めたんです。私は3姉妹の末っ子なのですが、姉が東京で暮らしていたので最初は居候をさせてもらって、その後、姉と一緒に神奈川に引っ越してふたり暮らしをしています。初めてのアルバイトは高校に入ってすぐに始めた中華料理屋さんです。高2になった時、習っていたクラシックバレエのコンクールと発表会が重なってしまって。バレエに専念するために辞めるまで1年半働きました。社会人経験の全くない私を厳しく優しく指導してくださったこのお店での経験が、また飲食店で働きたいと思うきっかけになりました。
高校時代、アルバイトで貯めたお金を引越しで使い切ってしまい、生活費を稼ぐために始めたバイトが座間店です。いきなり面接に行くのが怖かったので、お店の雰囲気を見るためにお姉ちゃんと一度食事に来たんです。店員さんの対応も味も大満足だったので面接を受けたら、その場で採用してもらえました。働き始めて一番驚いたのが意地悪な人がいなかったこと。皆さんキャラが面白くて優しいんですよ。今も毎日、働く時間が楽しいです。
入社して半年ほど経った頃、先輩と同期が辞めていき新人さんがたくさん入ってきました。私自身がまだ数ヵ月の経験しかなく、未熟だと思っている中で教える立場になったのですごく不安で。このままじゃマズイ、という危機感が責任感になって、メモを片手に必死で覚えながら後輩に教えました。元々恥ずかしがり屋で人を引っ張るタイプではなかったんですけど、気付いた時にはコミュニケーション力が付いてました。ポツンとしている新人さんに話しかけたり、お客様と接する時間を大切にしたりと積極的な性格に変わっていたことに自分が一番驚きました（笑）。今は皆、一人前になったので成長した姿を見る度に嬉しくなります。これからは、接客以外の仕事も店長から吸収して、店長がお休みの日でもひとりでお店を回せるくらい頼られる人になりたいです。
2017年5月18日取材
