2014年より毎年、秋の全店会議後に開催している接客ロールプレイングコンテスト「ジローサービスコロシアム」。第6回となる2020年は出場条件を一新、当社に加え子会社であるジロープランニングサービス、ジローレストランツエイジアの各店舗で接客に携わるスタッフであれば、正社員・アルバイト問わず誰でも参加可能となりました。予選では、推薦枠とフリーエントリー枠が設けられ書類選考を実施。計15名が2月25日にアベーテはるひ野店にて開催された本選に出場し接客の腕を競い合いました。
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オールジローサービスコロシアム2019【午前の部 優勝】マンマパスタ成田店★M・Mさん
「オールジローサービスコロシアム2019」午前の部は、マンマパスタ成田店のMさんが優勝しました。中学生のお子さんを育てながらレギュラーでシフトに入るMさんは、今年で勤続10年を迎えたベテランです。今回、推薦枠から出場した彼女が普段の接客で大切にしていることは何か、出場の経緯と共に伺いました。
最初に竹内シニアマネジャーに「サービスコロシアムに出てみない?」とお声掛けいただいた時は一度お断りしました。緊張しやすいので、とてもじゃないけれど審査員の方の前で普段通りの接客はできないと思いました。でも、改めて気持ちの整理をしてみると、これまでの10年で培ってきた自分の接客が合っているのか間違っているのか試してみたいという想いがありました。成田店で同じ気持ちを共有する仲間と働いているので、私が結果を出したら皆も認められたことになると思ったんです。そこで、もう1度誘われたらやりますって言おうと考えながら働いていたら、声を掛けていただいたので出場を決めました。
私が接客のいろはを教わったのは、入社して2年目に店長として赴任した竹内シニアマネジャーです。接客に対して求めるレベルが高く厳しい方ですが、常に「お客様のためになるか」を目的に育ててくださったので、今の私があるのは竹内さんのお蔭です。何年勤めても接客に慣れることはありませんが、叩き込まれた基礎をベースに「どうしたらお客様が喜んでくれるか」を考えて日々接客をしています。これは、私だけでなくスタッフみんなで共有する考えでもあります。お客様には居心地良く過ごしていただいて、またご来店いただきたいじゃないですか。なので、明るくお出迎えしたりとか、一人ひとりのお食事のスピードに合わせて提供したりとか、店内は綺麗に磨き上げたりとか、細かいことに気を配っています。女性が多いこともあり、母として主婦として積み上げてきた経験が自然と活きていますね。あとは、常連さんのメニューの好みやアレンジ、アレルギーはノートにまとめて全員で共有しています。誰が対応してもご満足いただきたいですからね。突き詰めるとお客様にただ喜んでもらいたいだけなんです。それが正解かを試しに行ったのがサービスコロシアムでした。
2020年6月18日取材
①接客ロールプレイング(約4分)
店内にてお客様役のスタッフに模擬接客を行う。オーダー伺い、電話対応など店舗同様にサービスをする。
②質疑(約2分)
審査員からの、日常業務に対する質問に答える。
▼評価
お客様への商品提案力、臨機応変力、日常業務に対する真剣度、サービスマンとしての全体印象が審査され、上位半数に選ばれたスタッフが二次選考に進む。
①3分間スピーチ
「最も心に残ったお客様とのエピソード」をテーマに3分間のスピーチを行う。
▼評価
エピソードのオリジナリティ、競技者自身の人を惹きつける力が審査され、上位3名の選出ならびに特別賞を選出する。