店舗立地開発部 シニアマネジャー多賀 弘毅
店舗立地開発部は、基本的には新しい店舗を出す物件を、毎日探しています。物件情報は希望するエリアだけでも無数にありますが、良いものは1%あるかないか。私はイオンモールや、ららぽーとなどのショッピングセンターを主に担当しているのですが、情報だけで判断できない場合は実際に見に行き、条件に合った物件の持ち主と交渉を進めていきます。もちろん、出店は会社にとって大きな投資ですので、毎月1回、役員の皆さんが出席する物件会議で3~4店舗提案し、皆さんが直接、物件を見た後に出店するかしないかの決定が行われます。ショッピングセンターですと、お客様のニーズを満たせるよう中華は1店、イタリアンは1店などジャンル毎に出店数が決められています。最近では、KITTE博多のイタリアン枠を狙って持ち主の日本郵便に粘り強くアプローチしました。当社の強みである「イタリアン」に、「地産地消」というアイデアを加えた新業態、ペルアデッソを企画したのです。どの契約でも、同じ場所を狙う同業他社とは物件を競うことになります。そのため、どれだけ魅力的な店舗を作るのか、ひと目で分かるプレゼンテーションが重要です。持ち主が完成図をイメージできるよう、外観やメニュー案のビジュアル作り等で営業推進部にご協力いただきながら、私自身は相手の信頼を得るためにも、常に誠実な対応を心がけています。
店舗立地の仕事は出店して終わりではなく、店舗で売上が取れて初めて評価に繋がります。プレッシャーを感じることもありますが、「良いお店になったね」と言われる店舗が増えるよう、日々、業務に勤しんでいます。
2016年11月11日取材
まじめな会社だと思います。
結果を残せる人。