ナポリの下町食堂 お茶の水店
2013年に新卒で入社しました。ブライダルに興味があり、日本ホテルスクールのブライダル科に通っていたんですが、就職先がなかなか決まらなくて。専門学校の実習でホテルのレストランを経験していたので、レストラン系を受けてみたところジローレストランシステムに決まりました。業態がたくさんある会社なので、私が望んでいたフランクな接客ができる店舗もあるだろうと思ったんです。最初は今いるナポリの下町食堂お茶の水店に配属されて、1年ちょっとしてからイル バロッコ有楽町店に異動しました。そこから1年ほどで今度はナポリの下町食堂秋葉原店に行き、閉店と同時にここに戻って来て2年経ちます。今年の4月からは主任として働いています。
入社して1年目は、振り返るとアルバイトの延長のような気分で働いていました。2店舗目に配属されたイル バロッコ有楽町店の大石橋マネジャーと出会って、仕事に対する意識が変わったんです。いつも「この会社でどうなっていきたいの?」と聞かれて、「社員としての自覚を持ちなさい」と言われました。お店を回すとはどういうことか、アルバイトの教育はどうするのか、ひとつひとつ教えてもらいながら社会人としての意識付けをしてくださったんです。常に見られていたことで毎日必死になりましたし、苦手だった「スタッフへの注意」もできるようになりました。マネジャーから学んだことは今も実になっているので有難かったです。当時は、厳しいなと思ってましたけど(笑)。
この仕事の面白さは、色々なお客様とお話しできるチャンスがたくさんあることだと思います。「ありがとう」と言っていただいて嬉しくなる。そんな温かい交流が日常的に感じられるんです。ほかにも、1年目にいらしていたお客様がまだ通ってくださっていたり、店の外でお客様に声をかけていただいたり、年数を重ねるごとに楽しい出来事も増えていきます。お客様と触れ合う時間を大切にしたいので、接客では物腰の柔らかさを心がけています。お料理が美味しくてスタッフの雰囲気が良いお店であれば、お客様はまた来たいと思ってくださいますよね。だからスタッフに注意をする時でも、その後の関係性がギスギスしないよう言い方には気を付けます。皆が楽しく働ける環境が作られているかは常に気を配りますね。主任になったとはいえ、私は不測の事態が起きた時の決断力がまだ足りないんです。どんなに焦る状況であっても、お客様を楽しませることを忘れず一番良い判断ができるようにこれからも働いていきたいなと思います。
「ナポリの下町食堂お茶の水店」
住所:東京都千代田区神田駿河台2-1-45 ニュー駿河台ビルB1
電話:03-3291-3601
2017年9月7日取材
部長や次長など立場が上の方であっても、会った時は気軽に声をかけてくださり、常にスタッフを気にかけてくれます。 働きやすい会社だと思います。
今は主任という立場になったので、どんな状況でも冷静に判断し、お店を回すことが考えられなければいけません。そんな時でも、お客様のことを常に頭に置ける人でいたいなと思います。