先輩社員インタビュー
仕事人に聞く!

Vol.17

アルバイトを知ることで店を知り組織を知る
人を通して店を動かす仕事人

第2営業部 部長藤井 郁夫

店長ってかっこいい! なってみたい!

1991年、28歳の時に入社しました。それまでは都内の食品会社で働いていたのですが、レストラン部門がなくなることになりジローレストランシステムに転職しました。この道に入ったきっかけは、高校生の頃にアルバイトをしていた飲食店です。そこの店長がとても魅力的な人で、店長ってかっこいい、なってみたい、という純粋な憧れからでした。入社して最初に配属されたのが大森にあった炉端焼きの店です。1年ほどで店長を引き継いだ頃、「はてな亭」というアジア料理の新業態に改装が決まりました。当時はアジア料理がブームだったこともあり、次々と業態変更が決まって、私は立ち上げ担当として店を転々としていきました。当初は、イタリアンの希望者が多い中で新業態に手を挙げるスタッフがあまりいなかったのですが、みんなで食事に来てくれて、そこから「楽しそうにやってるよ」と話が広がったようです。3店舗目くらいからは「一緒にやりたい」と手を挙げてくれる人が増えてきて、最終的には10店舗まで展開することができました。

ポジションが離れたことで起きたジレンマ

店長としては、最低限の約束事は守ることを店で徹底させました。特に「時間」と「挨拶」ですね。大人数が集まる職場だからこそ、みんなが気持ち良く過ごせるように礼儀を守って欲しかった。アルバイトから見たら、かかなり厳しかったんじゃないかな(笑)。一方で、縁あって一緒に働くからにはのびのびと仕事をして欲しかったから、意識してスタッフ全員と話す機会を作っていました。

数店舗目の異動でマネジャーになった時、担当店舗すべてを直接見るつもりが、できないことに気がつきました。さらには現場からひとつポジションが離れた分、入る情報も出す情報も人を介しただけ伝わりにくくなったんです。だとしたら、普段話せる店長・調理長だけでなく、担当店舗に行った時は、少しの時間でもそこのアルバイトと話すことで店を知ろう決めました。

人が元気になるチーム作りを目指して

次長、部長と役職が上がるにつれ、アルバイトと直接話すことで得られるものはどんどん大きくなったように思います。私が声を掛けた時、相手がどんな内容を話すかでその店の状況が見えてきます。結果、要望が出てきた時は、店長が判断できない領域であれば自分の権限でサポートをしますし、店長にはいつでも相談して欲しいと伝えます。私は、アルバイト・社員問わずにできるだけ意見を吸い上げたいんです。なぜなら部内を俯瞰できる部長という立場だからこそ、解消できる詰まりがあるかもしれないから。いつでも意見が言える、上長が聞いてくれる、風通しの良いチーム作りが、人を元気にすると思っています。今、仕事で一番大切にしているのは「人」です。ジローに来て、様々な業態を経験し、たくさんの人と関わったことで、人に助けてもらわないとできないことが多いと気づきました。

第2営業部の代名詞ともいえるマンマパスタ
(写真は、マンマパスタ成瀬店)
住所:東京都町田市南成瀬1-25-11
電話:042-728-4168

2017年10月17日取材

仕事人に聞く

ジローはどんな会社だと思いますか?

チャンスをくれる会社です。アルバイトとして入社して、役員を目指すことだってできます。自分で限界を決めずに、色々な業態を経験して、色んな人と一緒に働いてみると、自分の引き出しが増えるのでチャンスを活かすことができると思います。

目指す「仕事人」像を教えてください

三浦知良さん。あのひたむきさを尊敬しています。
※藤井部長は大のサッカー好きです

藤井部長のプライベートショット

藤井部長と愛犬のトイプードル ららちゃんの貴重なツーショット写真をいただきました!奥様と千葉県九十九里浜にお出掛けした時のワンシーンなんだとか。

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