ピッツェリア・カフェ営業部 マネジャー
田中
2003年に新卒で入社してから15年目を迎えます。私は実家が保育園を営んでいる関係で、短大で資格を取って保母さんになる道が敷かれていました。一度は保育学科に進んだものの、体育の先生になりたい気持ちが捨てきれず、休学して日本女子体育大学に進みました。結局は、在学中にドトールコーヒーでアルバイトしたことを機に、飲食の道に進むのですが(笑)。大学生の時って、将来を固めすぎずにやりたいことを何でも経験すると良いんだと思います。私は接客の楽しさを知ったことで、ジローレストランシステムに入社しましたが、今振り返っても一度も辞めたいと思ったことがないんです。天職というのは大げさですが、好きだから続けられているんですよね。
常に体育会系のコミュニティに身を置いていたからか、新入社員として部署に所属しても楽しさが圧倒的に勝っていました。自分を取り囲む上司、同僚、アルバイトさんを含む「人」が魅力的だったんです。下っ端の頃は覚えることが多いですし、上司が見守ってくれている安心感もありました。とはいえ、最初に配属されたパッパパスタ三鷹店の店長は怖かったです(笑)。社会人として躾けられる側面もあったので。そのまま8年ほど、箱が大きく回転が早いマンマパスタ・パッパパスタで鍛えられました。周りの慌ただしさに流されず、自分から能動的に接客ができるようになったのは3~4年目くらい。ちょうど、接客主任になった年です。その後すぐに店長になったのですが、ここがターニングポイントとなりました。私は体力に自信があったので、パワフルな接客を得意としていましたが、店長になったことを機に、お客様にどう見えるかを意識しました。メイクを見直して服のサイズを合わせ、丁寧な接客に変えたんです。すると、週に1回は通ってくださっていた仲の良い常連さんの来店頻度が3~4回に増えました。これまで、業態的に男性社員ばかりの中で体力では勝てない悩みがありましたが、同じ基準で競わなくても、私は私のやり方で売上を取ることができると知りました。この気づきは大きかったです。
接客主任になった時、店長になった時、この4月にはマネジャーになりましたが、新しい局面を迎える度に、横の繋がりに助けられました。何か困ったことがあれば、「どうしたらいいですか?」と相談できる人が周りにたくさんいるんです。レストランはひとりでは営業できません。だから、これからも一番に人との信頼関係を大切にしたいです。同じ会社で長く働き続けていると、昔の私のような部下がぐんぐんと成長していく様を間近で見られる喜びもあります。マネジャーになり心機一転、大好きな接客以外の仕事も増えますが(笑)、担当店舗の店長たちに寄り添って、お店を盛り上げていきたいと思っています。
田中マネジャーの接客が受けられるかも!
『A16 TOKYO』
住所:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
電話:050-3171-8746
2018年4月17日取材
魅力的な人がたくさんいる会社だと思います。上司、同僚、部下、アルバイトさん含め、魅力的な人が多いです。
一緒に働くスタッフの信頼を得ることができる人。レストランはひとりではできませんし、信頼を得ることができれば仕事は成功すると思います。