About us

会社概要

トップメッセージ

多ブランド展開で培われた
高い人材力を基盤に、
誰もが個性を発揮できる
場所を提供する

代表取締役社長 岡本 裕之

ジローレストランシステムは、1955年にシャンソン喫茶『ジロー』を開業して以降、地域の特性に合わせて柔軟にレストランを創り出す、多業態・多ブランド展開を進めてきました。単一ブランドにはない、多面的な魅力で支持を得続けてきた根底には調理技術の高さがあります。

それぞれのブランドに合わせた食材を選び、メニューを開発する。仕込みから調理まですべての工程を各店舗のキッチンで行ない料理の完成度を上げていく。レストランの基礎を外部に託さず、社内で磨き上げていくことで各ブランドの個性を育んできました。
ホールスタッフのサービスも同じく、事細かに決められたマニュアルはありません。お客様の要望を汲み、一定の裁量を持って柔軟に対応していく姿勢は店舗の教育を通じて培われていきます。

調理技術の高さとサービスの柔軟性に加え、レストランの雰囲気を生み出す外装や内装、メニューデザインや販促施策なども自社で担当部署を設けているため、ブランドの独自性そのままにダイレクトにお客様に伝えることができます。

一方、レストランとして成果を出し続けるには、そこで働くスタッフのインプットが不可欠です。イタリアンブランドを数多く展開する当社では、コロナ禍で休止していたイタリア研修を再開しています。実際にイタリアを訪れ、ワイナリーや食品メーカーを巡り、現地のシェフに郷土料理の調理法を教わるなど、本場の雰囲気を味わうだけでなく文化も学んでいます。またカリフォルニアの人気レストラン「A16」やウィーンの歴史あるカフェ「カフェ ラントマン」など海外に拠点を持つブランドでは、定期的に本国と日本で交流の機会を持ち、知識のブラッシュアップを続けています。

当社のスタッフには、技術力の向上を目指すだけでなくイタリア研修や本店とのコミュニケーションなどの経験を通して色々な人と交流してほしい。机上だけでない学びの場を設け、人として成長できる土壌を作りたいと思っています。

数ある外食企業の中で、当社は「お客様の心に残る存在」でありたいと考えています。お客様の思い出と共にあり、美味しいものが食べたい時に真っ先に頭に浮かぶようなレストラン、ブランドを作り続けるのは多面的な魅力を持つ人の力です。

将来の予測が不透明なこれからの時代、持続可能な経営には「柔軟性」と「適応力」が求められます。長きにわたり多業態・多ブランドを展開できたのは人材力があってこそ。外食企業においてひとりで完結する仕事はありません。お客様やスタッフなど様々な人と関わりながら働く当社では、どんな個性も活かせる場所があります。今後もそれぞれの魅力を持つ多様な人たちが働きやすさを感じ、成長を実感できる環境を整えることで、「お客様の心に残る存在」足り得るレストランを創り出すことができると思っています。